大きな賭けに出てしまう投資家が多すぎる
日本国内だけではなくて、世界各地で大きな動きがあると予想される場合には証券会社では各社とも注意喚起を行うことが多くなっています。
例えばアメリカで金利変動があると予想されている時や、EUでの離脱・加入が取り沙汰されている時期などですね。
こうした時に反対側にポジションを取ってしまっていると一瞬にして証拠金を失ったり追加証拠金が必要になったりするケースが多いです。
証券会社としても自分たちが損失を被るのは嫌ですし、自分のところの顧客にはなるべく大損せずに長く取引してもらいたいというのが本音ですからこうした時に注意喚起を行うのは当然です。
しかし、これを逆にチャンスだと思って大きな賭けに出てしまう投資家が多すぎます。完璧に予想ができているんだったらすでに相場は動いているはずですし、結局は五分五分で生きるか死ぬかの博打をやっている状態なんですよね。
それでうまく行けばいいでしょうけど、世の中そんなに甘くないですからこういった注意喚起がされている時期に大きなポジションを保有するのはやめたほうがいいですよ。